株式会社パワーソリューションズ(マザーズ4450)をIR情報で調べてみました!
おはようございます!
民族衣装研究家のいぶきです。
今日も株式会社パワーソリューションズ(マザーズ4450)を取り上げます。
この企業を取り上げた理由は以前にも投稿しましたが、2019/10/1に上場をした企業だったからです。
それでは題名にもあるようにIR情報から企業を分析してみたいと思います。
1.社長メッセージより
ここからこの企業のビジョンが何かを確認できました!
~以下引用~
「俯瞰的な視点で世の中の非効率を解消していくことで、"より満足度の高い未来"を創造する」
これがこの企業のビジョンだそうです。
確かにホームページのトップ画面には
と、このことが書かれてありました!
いやぁ、これが企業ビジョンだったらもう少し分かるようにしてほしかったなぁ。。
パソコン画面で見たら分かりやすいのかもしれませんねー
2.有価証券報告書より
有価証券報告書にはその企業がどういうビジネスモデルなのかなど、かなり詳しく書いてあります。
そこからこの企業を見ていきたいと思います!
(1)事業の流れ
改めてですが、金融機関向けの取引が全体に占める割合というのがこの図からでも推測できますね~
(2)数字の動き
ここ数年の数字を図示化されたものがありました!
売上高、純資産額、総資産額の推移と、
ここ2年間の安定した経常利益はとても良いですね
かつ、この企業は第二四半期の有価証券報告書を出されていますが、まだ半年間なのに経常利益が昨年の1/2以上ですね
これは元々上期に占める割合が高いのか、純粋に効率よく利益率が良くなっているのか、次の半期で見てみたいです。
(3)従業員について
若い会社というのもあるかもしれませんが平均年齢は若いですね!
また、IT戦略コンサルティング本部が従業員の2/3ほどを占めます。
(4)経営方針等から
経営上の目標達成するためにはどうするかが記載してました。
~以下引用~
当社は、営業利益率を安定的に確保することを目標としており、収益性の高い案件の獲得を目指しております。
ということは収益率がより改善されていくように努力しますということですね。
経営環境についても触れていました。
長文だったので要点だけまとめます。
・金融機関などの業界は業界全体的に安定した推移です。
・第四次産業革命がきっかけであらゆる企業にとってラストワンマイル領域における業務プロセスの最適化はこれまで以上に重要になる。
(IT予算を増やす企業の動きを背景に挙げていました)
・RPA市場が労働力に替わる中で日本も生産年齢人口減少や働き方改革も相まって需要が高まってる。
こんなことを書いてありました。
(4)事業におけるリスクについて
事業上のリスクは確認しておきたい箇所です。
実は17のリスクを挙げていました。
これを一つ一つ取り上げると大変なことになるので、項目名のみ抜粋します。
・経済、市場の動向について
・資産運用ビジネスへの依存度について
・競合について
・IT業界における技術革新への対応について
・特定の顧客への高い依存度について
・検収時期等の遅延による業績見通しへの影響について
・不採算プロジェクトの発生について
・人材の確保と育成について
・長時間労働について
・法的規制等について
・情報管理体制について
・研究開発費について
・創業者への依存について
・情報システムのトラブルについて
・自然災害について
・配当政策について
・新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
これで全部です。
本当は数字面を色々見ていくことも大事なのかもしれませんが、まだ上場間もないこともあるので、これからという見方です。
以上でこちらの企業の全項目分析が完了しました!
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